いつまでも、農家として夢を語り続けたい。

株式会社ゆめうらら
裏 貴大

石川県能登半島で農業法人「株式会社ゆめうらら」を経営する若き農業経営者。大学卒業後、3年間のサラリーマンを経て「農業には夢はある、能登に貢献したい」と強い意志を持って地元Uターンで起業。お米で酒造りを行うなど、地域活性化にも取り組んでいる。

数馬酒造との出会い「これから、能登をどうする?」がきっかけに

数馬酒造の数馬社長とは高校の同級生。そんな2人が何故一緒に酒造りをしているのか。

裏社長は、25歳で独立したものの当時米は右肩下がりの売上と苦しい状況があった。それでも“米が必要なところは必ずあるはず”とそんな米作りへの想いに共感してくれた、蔵元数馬酒造の数馬社長と出会う。「おい、裏、能登をこれからどうする?」とそんな視点で酒造りに取り組んでいた数馬社長に感銘を受け、自分のお米がお酒となって、海外や多くの人に巡るような活動を意識するようになった。

「つなぐプロジェクト」最高の日本酒で取り組みの和を広げる

数馬酒造と取り組みを始めて2年、「能登純米」蔵元数馬酒造、その酒米を作るゆめうらら、若き2人の経営者の熱い思いにサカツコーポレーションは共感。すべてのプロセスを支援することとなり“つなぐプロジェクト”が発足。裏社長は、プロジェクトと関わり今後は日本酒を通して若い人でも農業に興味を持つような取り組みをしたり、耕作放棄地を減らすシステムを作っていきたいと熱く語っていた。

最後に、サカツへとつなぐ “想い”

サカツコーポレーションの牧野社長は経営者、男、父親としても見習うべきことがあります。僕たちみたいな地方の農家にも興味を持ってくださり、今では同じ想いを共有し合うパートナーです。今後もより地域への貢献はもちろん、美味しい日本酒、お米を届けたいですし、そんな取り組みを全国や海外にまで広げていきたいですね。
(株式会社ゆめうらら:裏 貴大)